moonman in da 4.5畳

まずは、こがわ隊員による踏み込んだ調査に感謝の意を表する。

不可解な点の多い「ローズ・ポロネーズ」であるが、ここにまた新たな可能性が浮上した。「ローズ・ポロネーズ人名説」である。
詞には、語り手Aと、紅の口紅を食べる(可能性のある)「ポロネーズ」なる人物Bの２名が登場するが、Bの姓名が「ローズ・ポロネーズ」であった場合、AがBを「ローズ」ではなく「ポロネーズ」と呼んでいることから浮かび上がるのは、何となく、二者は共に男性であり、恋愛関係にある(あった)、少なくともAがBに一方的に想いを寄せている、という関係性である。
そして、Bが口紅飲食という行動をとった際に、目から涙がこぼれ唇から薔薇が溢れるのは、B自身なのかAなのかその他の第三者なのか定かではないが、この一見脈略のない現象は、Bによるスタンド攻撃の作用であるとも考えられる。その場合、「ローズ・ポロネーズ」はスタンド名であり、Aはスタンド主、もしくは、「ローズ・ポロネーズ」はスタンド主の名前であり、語り手自身がポロネーズのスタンドである、という可能性にも目を向けなければならない。
なお、曲調についておはな(13)を知る人物に確認をとったところ、BPM170以上のアップテンポなロック/メタル調の曲であり、冒頭「紅の口紅を〜」の「くれない」の部分のメロディーは、1989年に発売され、後に高校野球の応援歌としても定番となった、X-JAPAN『紅』に含まれる歌詞「嵐吹くこの街が」の「あらしふ」部分のメロディーと近似していたとの証言がとれた。
だが、「ローズポロネーズ・フォー・ユー」を契機に唐突に転調し、以降は最後まで緩やかなテンポのメロディーが続くようで、「ポロネーズ=ポーランド起源の４分の３拍子の緩やかなダンス(曲)」の説も捨てきれない。
しかし、麻雀の不正や、売れないスパゲティーについての物語である可能性も依然としてあり、謎は深まるばかりだが、これほど調査が難航するのは魔法の人が何かしたせいだと思われる。