moonman in da 4.5畳

こないだ朝、パッと目を覚ました瞬間に、「パンパンに膨らませたビーチボールを強めに叩いた時、特に、空に向けてではなくアスファルトに向けてバウンドさせるために打った時の、ちょっとメタリックな響きを含んだ音、それがシンバルの代わりになるな」って思ったんだけど、脳てなんなんだ。

もう随分前から出演者が踊りを踊るコマーシャルが増えて、最近は割と減りましたが、ものにもよるけどいい加減ちょっと鼻につくなぁ、一つ覚えだなぁ、って感じる反面、どうしても目はいくというか、ＣＭに限らず踊ってる人がいるとやっぱり注視してしまう、結果心が動く、そしてもし踊っているのが複数だった場合、集団の中から自然と動きのいい人を探し出し目で追ってしまうし、そうして見つけた踊りのうまいその人が、集団内で別の踊りを踊ってる場面に出くわした場合、やはりその人を探して、あっうまい。やっぱうっまいわぁこの人…他にはどんな踊りをしてはるんだろ、って他の踊りを見るためにパソコンなどを駆使した簡単な努力をしたりして、で、その辺りで、その人が踊りを得意としているということを知らない、という設定を自分に課し、その設定においてその人を見て、この人はどういう人だろうと想像した場合、見てくれのいい人。愛想のいい人。ルックス担当。という予想は出てくるんだけれど踊りがどうとかいうことは余り浮かばない、むしろ踊りの技術は拙そう、という印象で、ここで現在の本来の自分に一気に立ち返って、その人が踊りがバリ上手だというネタばらしを自らに行い、マジか。このルックスでか。マジでか。って、想像していなかった結果に衝撃を受けて心が乱れる、騒ぐ、震える、平たくいえばギャップ萌え(自演)(リバーシブル)にはまり込んだりもして、でもしょうがない。踊ってる人に目がいくのは昔からだから。今に始まったことじゃない。習性だから。人間の性だから。原始的なあれだから。しょうがない。しょうがない。って身を固くして目をつぶって印を結んで、暴風雨が去るのをひたすら待っている、それがあまりに手持ち無沙汰なものでつけっぱになってるパソコンの流れっぱになってる動画を薄目の横目で見てみたらば丈夫は上手な踏舞が上手でもっっっっっっえ。