※たぶん世界政府に腐仲間がいて、その子もナミ先生の新刊に感動と衝撃を受けて送ってきたんだと思う /こがわ
海軍少将、キフ・ジーンは震えていた。
ここは女の園、大参謀おつるの艦の上。彼女のわなわなと震える両の手の中には、伝書バットから受け取ったばかりの、薄い本があった。
彼女は、社長右固定過激派だ。
社長が右側にさえいてくれれば、何でも美味しくいただいてきた。ドフ鰐、ダズ鰐は元より、白鰐に黒鰐、シキ鰐Z鰐テゾ鰐バレ鰐、犬猿雉鰐、エー鰐マル鰐ジョズ鰐、バナナワニ鰐パグ鰐スズメ鰐カバ鰐、モブ鰐、時には果敢に覇気少女x 鰐にまで手を出したことさえある。
インペルダウンに社長が収監されたときほど興奮したことはない。彼女は囚人服姿の社長に快哉の声を上げ、そのきっかけを作ったスモーカーとたしぎに噎び泣きながら握手を求め、仲間たちは、普段クールな彼女が隠し持っていた熱い正義の心に打たれ、涙した。
ちなみに、彼女の掲げる正義は「腐ってもセイギ」である。
さて、今、そんな彼女の手にあるのが、世界政府の友人から送られてきた、ナミ先生の新刊である。彼女は、表紙に描かれた二人の屈強な男達のイラストに見惚れながらも、そこに記載されたカップリング名に、頭を殴られたような気持ちになった。
鰐ドレ鰐🔞
何度見直しても、そこにはそう書いてあるのである。
左側に鰐の字があること――それは彼女にとって、死を意味する。日々の報告書の中でさえ、左側が空白の状態で「鰐」の文字を書くことができない。例えば「鰐に襲われた市民を救助」と書けば済むところを、わざわざ鰐の種類を特定して、「沼鰐に襲われた…」と書かねば気が済まず、書けば書いたで、ヌマヌマの能力で絡め取られた社長の媚態を妄想して仕事が疎かになり、上司のつるから叱責を受ける羽目になるのである。
彼女は手元の本に、何度目かの、厳しい視線を落とした。ごくり、と、喉が鳴る。左に社長の名があるだけなら、文字通り、ここから投げ捨て海の藻屑にするだけだが、このカップリング名には、「ドレ鰐」が含まれている。ドレ鰐…そこだけを抜き出せば、なんと甘美な響きだろうか。しかも、この本はあのナミ先生の新刊なのだ。彼女はゾロミホも好きだった。とりわけナミ先生の、斬新なカプ解釈と安定の🔞シーンは、何度読んでも読み飽きるということがない。
ええい、ままよ…!
彼女はページをめくる。最初は恐恐と細められていた目が、じょじょに開いていき、ついには裂けるほど見開かれた。
ユリイカ…!
彼女の魂は叫んだ。私は、発見したのだ…! そう、完全に、今まで私は、
「クソ食わず嫌いでした…!!!!!」
(完)
こうして彼女はおつるさんに鰐ドレ鰐🔞の素晴らしさを布教して、おつるさんはBLとか良く分からなかったけど(サラダドフ愛され受けが好きだから)今日は運悪く手元に差し入れ用の新聞がなかったから、持ってた鰐ドレ鰐🔞本を良い子のDDに差し入れして、衝撃と感動を受けたDDはおこさま(=ナミ先生)にハグを送ったのかな…?😂🤣
ここは女の園、大参謀おつるの艦の上。彼女のわなわなと震える両の手の中には、伝書バットから受け取ったばかりの、薄い本があった。
彼女は、社長右固定過激派だ。
社長が右側にさえいてくれれば、何でも美味しくいただいてきた。ドフ鰐、ダズ鰐は元より、白鰐に黒鰐、シキ鰐Z鰐テゾ鰐バレ鰐、犬猿雉鰐、エー鰐マル鰐ジョズ鰐、バナナワニ鰐パグ鰐スズメ鰐カバ鰐、モブ鰐、時には果敢に覇気少女x 鰐にまで手を出したことさえある。
インペルダウンに社長が収監されたときほど興奮したことはない。彼女は囚人服姿の社長に快哉の声を上げ、そのきっかけを作ったスモーカーとたしぎに噎び泣きながら握手を求め、仲間たちは、普段クールな彼女が隠し持っていた熱い正義の心に打たれ、涙した。
ちなみに、彼女の掲げる正義は「腐ってもセイギ」である。
さて、今、そんな彼女の手にあるのが、世界政府の友人から送られてきた、ナミ先生の新刊である。彼女は、表紙に描かれた二人の屈強な男達のイラストに見惚れながらも、そこに記載されたカップリング名に、頭を殴られたような気持ちになった。
鰐ドレ鰐🔞
何度見直しても、そこにはそう書いてあるのである。
左側に鰐の字があること――それは彼女にとって、死を意味する。日々の報告書の中でさえ、左側が空白の状態で「鰐」の文字を書くことができない。例えば「鰐に襲われた市民を救助」と書けば済むところを、わざわざ鰐の種類を特定して、「沼鰐に襲われた…」と書かねば気が済まず、書けば書いたで、ヌマヌマの能力で絡め取られた社長の媚態を妄想して仕事が疎かになり、上司のつるから叱責を受ける羽目になるのである。
彼女は手元の本に、何度目かの、厳しい視線を落とした。ごくり、と、喉が鳴る。左に社長の名があるだけなら、文字通り、ここから投げ捨て海の藻屑にするだけだが、このカップリング名には、「ドレ鰐」が含まれている。ドレ鰐…そこだけを抜き出せば、なんと甘美な響きだろうか。しかも、この本はあのナミ先生の新刊なのだ。彼女はゾロミホも好きだった。とりわけナミ先生の、斬新なカプ解釈と安定の🔞シーンは、何度読んでも読み飽きるということがない。
ええい、ままよ…!
彼女はページをめくる。最初は恐恐と細められていた目が、じょじょに開いていき、ついには裂けるほど見開かれた。
ユリイカ…!
彼女の魂は叫んだ。私は、発見したのだ…! そう、完全に、今まで私は、
「クソ食わず嫌いでした…!!!!!」
(完)
こうして彼女はおつるさんに鰐ドレ鰐🔞の素晴らしさを布教して、おつるさんはBLとか良く分からなかったけど(サラダドフ愛され受けが好きだから)今日は運悪く手元に差し入れ用の新聞がなかったから、持ってた鰐ドレ鰐🔞本を良い子のDDに差し入れして、衝撃と感動を受けたDDはおこさま(=ナミ先生)にハグを送ったのかな…?😂🤣
コメントを書く...
Comments