ローズ・ポロネーズについての中間報告3 /こがわ(中年探偵団ビーエル別動隊)
ローズ・ポロネーズの作詞作曲で知られるおはな(13)さんと太いパイプを持つおはな隊員ならではの調査報告、たいへん感銘を受けた。まさかポロネーズとは名ばかりの激しい曲調であるとは思いもよらず驚かされたが、この事実は謎を解決する大きな縁となるだろう。
中でも、【ローズポロネーズ=スタンド名】説、並びに、登場人物AとBがビーエル関係にある(あった)という推理には目から鱗が落ちた。腐嬢離推理の使い手としては、己の未熟に恥じ入らざるを得ない。
おはな隊員の推理を元に腐嬢離推理を展開した結果、【ローズ・ポロネーズ】の歌詞世界が表す1つの可能性に辿り着くことができたので、ここに報告する。
名付けて【Aメロだけスタンド主目線】説である。
この場合、ローズポロネーズのスタンド攻撃により「目から涙が零れ、唇から薔薇が溢れる」状態になった、《第3の人物(無論♂であろう)=C》が存在すると考えた方が自然である。
ここで場面は変わり、以降の歌詞は全て《スタンド=ローズポロネーズ》視点となる。
即ち、次の歌詞「君はどこへ行ったの」の「君」とは、スタンド主のことなのだ。
「永遠のポロネーズ」とは、主を離れても生き続けてしまう自立型スタンド・ローズポロネーズ自身の自嘲。そして「浜辺で独り朝を迎え」たのだから、スタンド主は、ローズポロネーズを浜辺に落としたか、故意に捨てたのかもしれない。
ここで疑問なのは、独立型であるローズポロネーズの形状と、スタンド主がローズポロネーズを手放した理由である。
前者の答えは歌詞の冒頭、「紅の口紅をポロネーズが食べたら」に隠されている。「紅の口紅」が「ローズ(色)」を示しているのだと解釈すれば、「ローズをポロネーズが食べたら→ポロネーズがローズを食う→ポロネーズからローズという文字が食われる→ポネ=PONE=トウモロコシのパン」となり、ローズポロネーズが《トウモロコシのパン型のスタンド》であることを暗に示しているとも考えられるのだ。
後者の答えはもっと明瞭だ。スタンド主は《ローズポロネーズ》のスタンド攻撃により「目から涙が零れ、唇から薔薇が溢れる」状態になってしまった《C》を、愛していたのである。それゆえ己のスタンド能力を呪い、《スタンド=ローズポロネーズ》を手放したと推測できる。
ちなみに、【紅の口紅をポロネーズが食べたら】というローズポロネーズの能力発動条件だが、これはスタンド主が紅の口紅を塗っている系男子であり、彼がトウモロコシのパン(=ローズポロネーズ)をかじって口紅がパンに付着するさまを、詩的に表現したものだろう。
以上のことから、《スタンド主》《スタンド=ローズポロネーズ》《C》は三角関係であったことが判明した。
さらに、スタンド主が想い人の前で危険なスタンドを発動させた不自然さを考えると、スタンド主とCは海辺の町に旅行に来ていたゲイカップルであり、スタンド主に恋したローズポロネーズが、己の形状を利用して、彼らに供される食事として近づいたとも考えられるのだ。
最後のパートは、恋に敗れたローズポロネーズの悲痛な心の叫びである。意訳してみよう。
ローズポロネーズ・フォー・ユー
(僕は君のための僕)
ローズポロネーズ・ウィズ・ユー
(僕はいつも君と一緒だよ)
ローズポロネーズ・オンリー・ユー
(僕はあなただけなんだ)
ローズポロネーズ・オン・ユー
(僕はあなたの上に現れるのさ)
ローズポロネーズ・トゥー・ユー
(あなたのための僕《スタンド》だから)
ローズポロネーズ・ウィズ・ユー
(あなたと共にいるべきなのはこの僕)
ローズポロネーズ・ウィズアウト・ユー
(なのに、あなたは僕から去っていった)
ローズポロネーズ・アウト・オブ・ユー
(あなたから切り離された僕はそう、ローズポロネーズ…)
スタンド攻撃を受けたCは元の状態に戻れるのか、ローズポロネーズはこの後どうなったのか、それは、魔法の人のみぞ知る…。
腐嬢離推理の弾き出した真相は以上であるが、最後に、この推理には決定的弱点があることを告白せねばなるまい。
それは、2行目の【たら(こ食堂)】という謎のフレーズである。この謎を解かぬ限り、ローズ・ポロネーズに秘められた真の真相は捕まえられないだろう。引き続き調査に邁進したい。
中でも、【ローズポロネーズ=スタンド名】説、並びに、登場人物AとBがビーエル関係にある(あった)という推理には目から鱗が落ちた。腐嬢離推理の使い手としては、己の未熟に恥じ入らざるを得ない。
おはな隊員の推理を元に腐嬢離推理を展開した結果、【ローズ・ポロネーズ】の歌詞世界が表す1つの可能性に辿り着くことができたので、ここに報告する。
名付けて【Aメロだけスタンド主目線】説である。
この場合、ローズポロネーズのスタンド攻撃により「目から涙が零れ、唇から薔薇が溢れる」状態になった、《第3の人物(無論♂であろう)=C》が存在すると考えた方が自然である。
ここで場面は変わり、以降の歌詞は全て《スタンド=ローズポロネーズ》視点となる。
即ち、次の歌詞「君はどこへ行ったの」の「君」とは、スタンド主のことなのだ。
「永遠のポロネーズ」とは、主を離れても生き続けてしまう自立型スタンド・ローズポロネーズ自身の自嘲。そして「浜辺で独り朝を迎え」たのだから、スタンド主は、ローズポロネーズを浜辺に落としたか、故意に捨てたのかもしれない。
ここで疑問なのは、独立型であるローズポロネーズの形状と、スタンド主がローズポロネーズを手放した理由である。
前者の答えは歌詞の冒頭、「紅の口紅をポロネーズが食べたら」に隠されている。「紅の口紅」が「ローズ(色)」を示しているのだと解釈すれば、「ローズをポロネーズが食べたら→ポロネーズがローズを食う→ポロネーズからローズという文字が食われる→ポネ=PONE=トウモロコシのパン」となり、ローズポロネーズが《トウモロコシのパン型のスタンド》であることを暗に示しているとも考えられるのだ。
後者の答えはもっと明瞭だ。スタンド主は《ローズポロネーズ》のスタンド攻撃により「目から涙が零れ、唇から薔薇が溢れる」状態になってしまった《C》を、愛していたのである。それゆえ己のスタンド能力を呪い、《スタンド=ローズポロネーズ》を手放したと推測できる。
ちなみに、【紅の口紅をポロネーズが食べたら】というローズポロネーズの能力発動条件だが、これはスタンド主が紅の口紅を塗っている系男子であり、彼がトウモロコシのパン(=ローズポロネーズ)をかじって口紅がパンに付着するさまを、詩的に表現したものだろう。
以上のことから、《スタンド主》《スタンド=ローズポロネーズ》《C》は三角関係であったことが判明した。
さらに、スタンド主が想い人の前で危険なスタンドを発動させた不自然さを考えると、スタンド主とCは海辺の町に旅行に来ていたゲイカップルであり、スタンド主に恋したローズポロネーズが、己の形状を利用して、彼らに供される食事として近づいたとも考えられるのだ。
最後のパートは、恋に敗れたローズポロネーズの悲痛な心の叫びである。意訳してみよう。
ローズポロネーズ・フォー・ユー
(僕は君のための僕)
ローズポロネーズ・ウィズ・ユー
(僕はいつも君と一緒だよ)
ローズポロネーズ・オンリー・ユー
(僕はあなただけなんだ)
ローズポロネーズ・オン・ユー
(僕はあなたの上に現れるのさ)
ローズポロネーズ・トゥー・ユー
(あなたのための僕《スタンド》だから)
ローズポロネーズ・ウィズ・ユー
(あなたと共にいるべきなのはこの僕)
ローズポロネーズ・ウィズアウト・ユー
(なのに、あなたは僕から去っていった)
ローズポロネーズ・アウト・オブ・ユー
(あなたから切り離された僕はそう、ローズポロネーズ…)
スタンド攻撃を受けたCは元の状態に戻れるのか、ローズポロネーズはこの後どうなったのか、それは、魔法の人のみぞ知る…。
腐嬢離推理の弾き出した真相は以上であるが、最後に、この推理には決定的弱点があることを告白せねばなるまい。
それは、2行目の【たら(こ食堂)】という謎のフレーズである。この謎を解かぬ限り、ローズ・ポロネーズに秘められた真の真相は捕まえられないだろう。引き続き調査に邁進したい。
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